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オリジナル小説サイト『空中都市』の管理人ブログ。 近況やらたまの創作やら日々やらを綴ります。
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ゲットー!!!

連載から待ち続けていたちょい悪先生が……ようやくこの手にっ!

泣けるほどに嬉しい……。

ようやく書籍化したと知らなかったので、本気で悲鳴をあげました不審者です、はい。

今年は読書に燃えられそうです♪

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自分の怠惰がこれほど蔓延しているとは思わなかった……。
去年読んだ本、50冊にも行っていないとはいったい!
病気か?

今年はリハビリテーションですねぇ……100冊は最低ラインだよ!

ってことで、今年の一発目、京介最終巻を読み始める。ああ、これで建築探偵も終わりかと思うと、ちょっともったいないけど……。高校生にハマっていたものが、最近どんどん終わりを迎え、あの頃ひよこであった作家は大物になり……時代は流れていますねぇ。

などと出版社勤めの友人に語ったら、おまえ何様だよと云われる。……確かに。
これでも一応、働いてたんだから、趣味でもあったんだから、知ったかしても良いじゃん……。


さて、京介片手に池袋へれっつ☆

さりげなく写真が半沢さんだ(笑)

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「会津の微衷が、朝敵の汚名で消されてしまう。負け戦は免れぬとも、それを見捨てて戦わず去るのは、俺の義ではない。──俺の誠ではない」
 新選組のため。
 そのために走って来たのは、この場こそが自分の居場所だと信じたからだ。俺の微衷を尽くせる、唯一の居場所。芹沢局長、伊東参謀、平助、服部、居なくなったかつての同士、特に御陵衛士の者たちを思い出すと、落ち着かない気分になる。申し訳ないとか、済まなかったという謝罪の言葉は出て来ない。その時は、そうするべきだと信じていた。自分の微衷を尽くすためには、そうするべきだと。
 かつての同士を裏切ることも殺すことも躊躇わなかったが、会津を見捨てると云う意見には躊躇があった。
 俺は刀を握りしめて、その場に座る。
「法度が生きているのであれば、ここで腹を切ります」
 土方さんは変わらぬ目で俺を見ていた。そうだ、この人の目だけは、京に居た頃と何一つ変わらない。強い志を秘めて、彼はいつでも真っ直ぐ前を見通すのだ。
 だがこの眼力に勝てるほどの意思を、今の俺は持ち合わせているつもりだ。中将様、容大様のためならば、それこそなんでも致そう。この鬼神丸に最後は自分の血を吸わせよう。
 ──済まぬ、お主らの存在は、大変ありがたい。
 苦しそうな顔をしながらそう云ってくれた、中将様のために。
 沈黙の続いた中、俺の隣に駆け寄って来たのは、清水だった。
「土方隊長、俺も会津で、中将様のために戦いたいと思います。斎藤さんがここで腹を切るのなら、私もここで腹切ります」
 目の前で起こっていることに、理解が及ばなかった。俺たちは戦場で生きている。慣れ合いで生きては居ない。そもそも俺は、土方さんのように人を引き付けるような何かを持っていない。
 だが清水はそう云って、その場に頭を下げた。
 土方さんは俺と清水を見比べ、それから後ろに居る隊士を見た。後ろからは戸惑いは生まれているが、皆がどのような顔をしているのかは、わからなかった。俺に見えているのは土方さんだけで、彼は溜め息を吐いたかと思うと、静かに微笑んだ。
「これで試衛館の同士はみな居なくなるってわけか」
「俺、ですか」
「他に誰が居やがる」
「いえ、……申し訳ありません」
 自分が試衛館の一員に数えられていることに驚きながら、とりあえずは謝罪する。この人でも、試衛館と武州多摩には格別の想いがある。故郷への強い想いがある。それを知っているだけに、自分が入っていることに驚き、ますます申し訳ない気持ちになった。
「斎藤、俺は自分が間違っているなんざ、思っちゃあいねぇさ。俺はこれからも、戦い続ける。たとえ一人になろうとも、俺は銃だろうが刀だろうが、石っころだろうが使って、最後の最後まで戦い続けてみせるさ」
 土方さんらしい話だが、いきなりなんの話をされているのかは、検討がついていない。俺の心はまだ、「試衛館の同士」として扱われていたことに対する驚きで留まっていて、ここに残ると決めたはずが、またぐらついてしまう。
 ここまで自分を認めてくれた人を見捨てて、俺は自分の意思を貫こうとしている。それで良いのだろうかと、何度も自問してしまう。
 そんな俺を、土方さんはことさら優しい目で見て云う。
「だからって、おまえが間違ってるわけじゃあない」
 あっさりと、しかし当然のことのように、彼は云う。
「他に会津に残る、もしくは他の意見のある者、あれば云え」
 俺は下げかけていた頭を慌てて上げた。残ると云うのは、俺と共に切腹すると云うことで、そんなもの、出て来るはずがない。
 しかし予想に反して、そそくさと俺と清水の後ろに座るものがあった。
 一緒に会津に残ると云ってくれた同士の顔は見えない。後ろに彼らが居る暖かさだけが伝わって来る。仲間と云うものは、こんなにも暖かかったのかと、京に居た頃は一度も感じなかったことを思う。
「よし。──斎藤、おまえはそいつらをまとめて最後まで会津で戦え」
「隊長」
「こいつらが、おまえが間違っていないことの、何よりの証だろう。だから腹なんか切ってる閑があれば、さっさと行け」
 云われて後ろを振り向くことが、ますますできず、俺はみっともなく刀を握りしめたまま、ただただ頭を下げていた。

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ブルーム「ああ!大変、忘れてた!」
ウォータ「なんだ、急に……」
ブルーム「今日は週刊魔術の発売日だよ! 本屋さん行かないと!」
ウォータ「あれ、この間なんか買ってただろ」
ブルーム「それは月刊魔術。今日は週刊なの!」
ウォータ「……大した内容じゃあなさそうだな」

たぶんブルームは変な本に引っかかり易いと思う。単純だから(こら)

講談社の100冊、森氏がついに!
しかも……『喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima』

なんてことだ……嬉し過ぎるぜ。喜嶋先生カムバック(><)

ああ良いねぇ、良いよなぁ、喜嶋先生好きだぜ。下手するとS&MやVシリーズよりも好きだ。
森氏の短編の素晴らしさ所以だと思っていましたが(中編?)、喜嶋先生で長編かぁ……。どうなるんだろう。

久々の森氏の新刊というだけですが、既に素敵な月に決定。残すところ、あと何冊でしょうね……。

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オスキ「こっちが良いか、いや、こっちが良いか……」

ウォータ「オスキさん、何してるんすか」

 オスキ「お、ウォータ。ちょうど良いところに来たな! さぁ、どのブルームが一番かわいいか、選べ!」

ウォータ「……」

オスキ「どれもかわいくて選べないだろー? 俺のお気に入り時期を3枚ほどまで限定したんだが」

ウォータ「あの、どう違うんですか……?」

オスキ「はぁ? どれも違うだろ。これが16歳1日目、次が3日目、次が10日目だ!」  

ウォータ「……はぁ……そ、そうすね」

オスキ「1日目の初々しさも捨てきれないが、10日目の笑顔も捨てがたい! さてどうするか……」

ウォータ「……(むしろ、俺がどうしろと)」

 

BFになるためにはこんな苦行が必要です(やめれ)。
ウォータとオスキのコンビも好きですが。ってなんか、最近ウォータ率が高いなぁ。すません。

部屋を片付けようと意気込みをかける。購入していた本をどうにか本棚隊や床隊に仕舞うため、積んであったものを横から見た時、謎が生まれた。


久しぶりにやっちまった……!!


なんてこったい、輪環かぶってるぜ☆
一番上と一番下とか、なかなか見事なサンドイッチ具合に笑ってしまう。

あー、久しぶり過ぎてちょっとショックが大きい。そうかー、もう買っていたかー。残念。7巻とか中途半端過ぎて誰ももらってくれねぇぜ。
昔はこんなだぶり、2月に一回はやっていたけど、最近は本当に久々だ! 成長した! ……って褒めるところではありません。ごめんなさい。ケチのくせに本には金を惜しまない人間でした。よく怒られたなぁと高校生時代を懐かしむ。

渡瀬さんだから貢献したと思えば安いかもと元気づける。2冊買ったぐらいで果たして貢献できているか疑問ですが。
結局読まずにちら見したら『輪環~』どうやら『空鐘』みたいな展開を嗅ぎつける。対立して居る二者にまた別の一隊が……って。良いねぇ、楽しくなってきたねぇ。読もうかなぁ。
空鐘とか懐かしいなぁ。カシナート好きだったのに、ノート見直したらカシナートの名言はなかった。でも奴がきっと痲時は一番好きだ。次はパンプキン?(コラ)
さりげなく切ない奴らが好きでした。名言王はイリスでしたが。

『輪環』も嫌いではないですが、やっぱり『空鐘』には敵わないですねぇ。アルカインが一番なのは云う必要もないほど……笑

だぶらせないために、新刊が出たらすぐに読みましょう。

綾辻さん結局買ってしまいました! 止まりませんね、この御方たちは。これで何冊目でしょう、ちょっとびくびく本棚見たら、人形館はこれで2冊目だったので安堵する。 時計館が出たら、双葉と古いのと合わせて3冊だ。どうしませうか。

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 否定した。笑い話にして否定したが、それがいけなかったのだろうか。だがあの時、桃水からすればあれは本当に冗談のようなものだった。何をどうしたらそのような面白可笑しな話になるであろうと、今ですら思える。
「おれは出版に反対したよ、おれに都合の悪いこともあるからさ」
 緑雨は相変わらず、何を考えているのかわからない。
「だが此れは、絶対、世に出る。孤蝶がやるのだ、もう出るしかない代物だろう」
「君は……それで良いのか」
「孤蝶が云うのだ、もう諦めている」
 また、得意そうな顔をして笑う。
「本当に、良いのか」
「目出度く死ねるさ」
「斎藤」
「おれも死ねる──」
 青白い顔に最後の笑顔を灯して、彼は笑った。どうして皆、先に逝くのであろう。これまでに幾度となく危険な目に遭った。少なくとも、小説とはなんぞやと机上で論じ合っている輩とは違い、自分は目の前で戦火を潜り抜けて、そうして描いて来たのだ。
 どうして自分は、一人、生きているのだろうか。


学生の時のノートにこんな文章を見つける。「斎藤」とあったのでてっきり斎藤先生のことかと思えば(こっちもひそかに書いている)、斎藤緑雨の方でした。良いですよねぇ緑雨。『緑雨警語』は未だ愛読書です。いつもゼミでのテンションを上げるために読んでいました。久々に読みたくなって部屋を漁りましたが、置いてあると信じていた場所にない。と云うことは、隙間本棚隊ではなく、床積み上げ隊に出張しているのだと思ったが、この暑さで探す気になれず断念。所詮そんなものですか。

隙間本棚隊、床積み上げ隊、さりげなく使ったら微妙に気に入りました(笑)本棚1軍、本棚2軍とかで呼び方を考えましょうか(どうでも良い)プチ図書館になっているので、友人がよく借りに来たり読みに来たりするのですが、場所が説明できないのでこの呼び方で「その本は本棚3軍にあります!!」

……って、きっとこの莫迦に付き合ってはくれないでしょう(笑)

桃水と緑雨はきっとなんだかんだ云いつつ仲が良かったのではないかという、私の妄想から一つの小話でした。一葉の死後、彼女の日記が出版される云々で桃水を訪れた緑雨という妄想場面。時代を扱うものは、たとえフィクションであろうと、それがおもしろかったら良いですよねぇ。

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ルーシア「あら、バックロウさん! やっと見つけました!」
バックロウ「おやおや、麗しのレイライン。ヒーローをお探しだったのかい」
ルーシア「それはもう! ぜひ次回の公演、神父ルゲーのようなバックロウさんにも手伝って戴きたくて!」
バックロウ「それは嬉しいことだ、従順な使徒メラー。で、僕は神父にでもなれば良いのかな?」
ルーシア「いえ、今回はできることなら泣く子も黙るマッケス・デインになって戴きたく!」
バックロウ「ほぉ! なかなか渋いところを行くね? 君がリマレーラなら、御引き受けしようか、レディ」
ルーシア「ええ、そのつもりですわ、デイン!」

メイリーシャ「……たまに思うのだけど、バックロウってあくまで観劇科の教授よね?
バックロウ「おや、我が家のレディは今さら何を仰るのか」
メイリーシャ「いえ、純粋に不思議に思っただけよ。……って私、レディじゃあないわ」
バックロウ「おっとそいつは失礼した、アルクトゥラス卿」
メイリーシャ「にしても、本当になんの話をしているのかさっぱりだわ」
バックロウ「いやぁ、ルーシアと話すと打てば返してくれるからおもしろくってつい調子に乗ってしまうのさ」
メイリーシャ「どうせ私は何も返せないわよ」
バックロウ「拗ねるな、メイ。ルーシアが異常なだけだ
メイリーシャ「……仮にも会話が通じていた貴方に云われたくないと思うわ」


マニア同士の話には付いていけないだろう、と云う話(笑)
ルーシアもバックロウも演劇莫迦です。バックロウの莫迦に付いて来てくれるのは、ルーシアぐらいです。
痲時の莫迦には誰も付いて来てくれません(笑)

起きたら眠くてうとうとしながら、パソコンする気にはなれず、久々に読書。昨日ゲットした辻村さんロードムービー。ノベルス版は書きおろしがあると云うのでもう一度読もうと思っていたのに、気がつけば持っていたのはこの間友人から痲時が嫌いだと予想された本。

酷かった……(苦笑)
なんで小説で出したの? 漫画で良いじゃん!! と、ページをめくるごとに思う。むしろプロなら日本語の流れを勉強してください。みんなよくお金払うなー。こういうのを読んでいるから活字離れではない!とか文部省が考えていたら、殴り込みに行きます。
これならJちゃんとか読んでるほうがましだよ!とか酷いメールを送る(方向性違う)。私の中でJちゃんほどある意味評価の低い人は居ない……と思う。だいぶな有名人だけど、やっぱり怖いので伏せてみるチキン。
よくTVで作家が出て来ると「あ、○○ちゃん!」と自分の中の渾名で叫んでしまい、誰?と家族に首を傾げられたものです。

お口直しに猛烈に文学が読みたい、が、タイムアウト。残念。仕事。でも思ったより大変ではなくて嬉しい。

友人からの返信は「やっぱりね☆」
……その友人が勤める元バイト先出版社では、私が怒る小説を読ませるのが最近大変流行っているらしいです。別の方にお口直しを頼みました。ピストルズくれたら私はきっと幸せです! ……はい、無理ですよね。ちっくしょう、1995円は高いぜ。でも欲しくて堪らなかったりする。もうこれだけ遅れているので、いつでも良いかな、と思えても来ているのですが。

明日も読書しようかな。とりあえず埋もれている本からどうにか引っ張り出して……! ……『煤煙』。病んでいるな、自分(笑)草ちゃん、ごめん。莫迦にしていません、貴方の漱石先生より大好きです! でも、でもですね!流石に仕事の合間に読む気にはなれないので!笑

素直に文学を諦め新刊から小説を漁ることにしました。さて、この部屋の何所に新刊が埋もれているのだろう?笑

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