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オリジナル小説サイト『空中都市』の管理人ブログ。 近況やらたまの創作やら日々やらを綴ります。
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<結婚直後>
ウォレン「おめでとう、デージン」
テージン「ああ、ウォレン。おまえもさっさと俺みたいにかわいい嫁を見つけろよ」
ウォレン「いや、俺はゆっくりで良い。それより夫婦そろってのろけるのはやめてくれ」
テージン「のろけた気はないんだけどな」

<出産後>
ウォレン「おめでとう、デージン」
テージン「ああ、ウォレン。おまえもさっさと俺みたいにかわいい子を作れよ」
ウォレン「いや、俺はゆっくりで良い。それより夫婦そろって子どもにのろけるのはやめてくれ」
テージン「のろけた気はないんだけどな。あ、そうだ、この間バレットがさー」
ウォレン「のろけも子ども自慢もお断りだ」

ウォレンと唯一同い年の従弟デージン。彼はきっと、無意識にのろけたり子どものかわいさを語ったりするんだろうなと思ったらこんな感じ。現在は既に三人の子持ちである25歳です。どっかの王太子と違ってね(笑)

なぜ未登場というか、「精霊物語」には出て来ないデージンかと云うと、外篇のほうをぼちぼち上げようと思っていたんです。で、既にできあがっていたのがデージンの話だったんですが……

これ、ネタバレになるんでないかい。

と、思ったのでまだ公表を悩み中です。まぁ、擦る程度なので問題ありませんが。
ただデージンとリーズだけに焦点を当てていると、何やら話が展開しないので、子トゥラスをわらわら登場させたら逆にネタバレちゃうよ、という話になった。

ウォレン11歳だから、だいぶ昔の話になりますね。14年前。うーん、だいぶ前過ぎた。

もう少し考えて更新します。

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に、お答えしておきたいと思います。

いきなり何をとお思いでしょう。
えー、いつもいろいろご質問戴くとメールで返信しているんですが、最近何やらよく訊かれるのが、「物語シリーズ」は、全部で何作あるのか、という疑問です。


わかりません、ねぇ?笑

なんて、それが正直な答えなんですが、ひとまず考えている、もしくはもう考え終わっているものだけちょろりとご紹介します。


まぁまず基本となっているのは、ローズサウンド中央に位置するアリカラーナの精霊物語ですね。それ以外。

「旅人物語」……ただいまビル坊が奮闘しています。三部は彼も里帰りしますので、舞台が西大陸からずれます。
「久遠物語」……天帝セイルーン・クレイヴァが天帝となるまでの話。「旅人」で出て来る将軍など天帝の部下、またシーバルトも少し噛みます。
「碧桜物語」……シーバルトの連中の過去ですが、南、東、西と転々しています。一部がデヴィット、二部がジョー、三部がシーバルトの物語になっています。
「遊戯物語」……南の島国の物語、とある人が主人公。一部は彼女、二部はセナの婚約者、三部はセナの物語です。精霊が終わったら公開を予定しています。
「古鬼物語」……東の武家のお姫様の話。とある人の関係者ですが、まだ秘密(笑)たぶん近いうちにわかると思いますが。
「氷華物語」……北国最北端にあるヴェスナルタ女王と、とある暗殺者の話。今のところ一番未来の話で、一番完成に近いお話(笑)


えー、今のところ、決まっているのは七つですね。あと、西の物語として、山脈を越えた戦地を一つ、何か書きたいなーとは思っていますけど。
中身がしっかりと決まっているのは、「氷華」ぐらいでしょうか。「碧桜」は一部止まりで、二、三部は曖昧のままですから。「遊戯」は三部でセナが主人公となるように、アリカラーナ関連なので、精霊が終わったら公開を予定しています。──たぶん(笑)

アリカラーナの物語に自分がはまってしまって、あちこちプチリンクさせるのが好きなので、これもまとめれば長編になってしまうんでしょうか(苦笑)

なんて、語ってみました。
すべての物語が出そろうまで、末永くお待ちください。

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「やー、今年も特待生か。流石だなぁ、エリンケ」
わざとらしいほどに明るい声と拍手が鳴り響いて、もともと目立っているエリンケは、 さらに周囲から視線を集めてしまう。
「流石は俺の弟だ」
弟という単語に通行人が一様に顔を見合わせ、それからもう一度その人物を見て目を見開く。 新聞でもよく取り上げられる顔だから、ほとんどの人が知っている。 エリンケも昨日、見たばかりのその顔を、全員がぽかんとして見つめている。
エリンケはぎしぎし鳴りそうな首をどうにか回して、嫌ではあったが振り返らざるを得なかった。
「ウォ、ウォルエイリレン……!」
「よぉ、エリンケ。進学おめでとう」
驚いて声を詰まらせたエリンケとは真逆に、その男ウォルエイリレンは晴れやかな笑顔だ。 周囲の視線などまるで気にしても居ないのか、それにしてもと苦笑する姿は自然体だ。
「毎度毎度、よく俺の名前なんて噛まずに云えるよなぁ。 俺なんかたまにウォルエイリレインって、リーの名前になったりするからなぁ」
下らない冗談を飛ばすのはいつものことだが、そんなことを本気で云っているのが一番恐ろしい。
「それは俺の名前が王らしくないとでも云いたいのか」
「何がどうなってそうなるんだよ、長い名前のほうが良かったのか?」
まったく厭味などありませんとでも云うように、心底不思議そうな顔をして尋ね返されると、 こちらの毒気が抜かれてしまう。

・・・・・

外篇『箱庭の王様』の一部。
最初はエリンケ主役のちょっと長いお話だったんですが、脱線しまくったので一部を切り取って別の話として立ち上げました。とある日の兄弟のなんとない話。

今回は旅人とこれを公開するはずでしたが、ウォレンの歪んだ部分とエリンケの関係性がどうにもうまくまとまらず……。うーん。

こういうこと書くと難ですが、歪んだ王太子殿を書いているのは楽しいです。
歪んでいるところを歪んでいないように見せる、それがウォレンの技なのかもしれません。逆に云えば、エリンケって奴はわかり易くて本当に良いですね。扱い易い。基本的にはイイヤツ。

口煩い俺様優等生だけど穴があり過ぎて憎めないのがエリンケ。
クラスの中心で誰とも話せるけど、腹の底が見えないウォレン。

どちらの兄弟が良いですか?笑

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エース「ほらアリス見てみろ、この間行われた、人気投票の結果だ。よくやっているだろう、民間がやっている年中行事だ」
アリス「ああ、人気のある俳優とか、そんなのか」
エース「まぁそんなものだ。誰が人気かって投票でランキングしている」
アリス「毎回1位って大御所だとアルシェイラ様とか、若手だとディルレイン様とか、たいてい決まっているんだよな」
エース「へぇ、アリスも芸能関係の王族は詳しいんだな」
アリス「まぁ芸能方面なら流石に知ってるよ。アスルの田舎でも宣伝は来るし、エリーラも散々騒いでいたし」
エース「そうか、芸能か。俺も何か舞台とか出ていれば、もしかしたら……」
アリス「……エース、おまえ、いったい何を目指しているんだ?」
エース「まぁそれは良い。それより、今回の人気投票、おまえも入ってるぞ」
アリス「え? え? どういうこと?」
エース「勝手に民間がやることだからな、美しい精霊召喚師でも入れたくなったんじゃないのか? まぁ政治家なんて所詮人気が一番だからな、大変なものだよなぁ、はは」
アリス「……他人事だと思ってるな、おまえ」
エース「拗ねるな、拗ねるな。俺はアリスに入れて来たから」
アリス「自分の欄作ってでも入れて来い」


芸能人というものを作りたくって、でもアリカラーナに近代的なものはないので、舞台が一番の主力になりました。ただいま若手俳優1位は19歳ディルレイン、大御所女優1位は33歳アルシェイラ。ディルはそのうち出て来ます。舞台に詳しいわけではないのですが、ファンタジー世界でも芸能人に群がるっていう感覚を出したくて、ついつい出してしまいたくなります。

人気投票のご協力、どうもありがとうございました!
コメントが少ないのは残念でしたが、票数は予想以上に入ってびっくりしています。本当に本当にありがとうございます。そして予想外のおもしろい結果にどう発表しようか葛藤している最中です。

結果発表以外に1位には何かできたらと思うんですが、何ができるだろう……。

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エリンケ「人気投票だと? はっ、相変わらず下々のやることは下らないな」
ロート「おまえの云うその下々に混じって生活していた奴が、何を云っているのやら」
エリンケ「なんだと、貴様! 俺はガーニシシャル王の血を引く……」
ロート「あー、はいはい。そういう莫迦っぽい演説は他所でやってくれ。俺はもう聞き飽きた」
エリンケ「ローウォルト、貴様、あくまで私の従兄であろう。なぜそのようにいつも……」
ロート「従兄ぉ? 俺とおまえが? 勘弁してくれよー。伯父上の子どもなら、ウォレンだけでもう満杯だから、おまえ入る余地なし」
エリンケ「さっきからでかい態度をとりやがって! 最後まで人の話を聞くことができないのか、貴様!」
ロート「だからおまえの話なんて長いし聞きたくないんだって。そんなに聞いてもらいたいなら、バルバランの家にでも帰ればー?」
エリンケ「ぬぅ……っ! き、貴様など、一票も入らないからな! 私との差に愕然として咽び泣くが良い!」
ロート「……なんだかんだ云ってあいつ、結果が知りたいんだな」


意外に良いコンビだと思っている、エリンケとローウォルト。軟派コンビ(違う)でもなんか、ほんものの兄弟っぽくて。……いや、本当のエリンケの兄弟はウォレンなんだけど。
すみません、莫迦な子が好きなので、エリンケも好きです。そんな奴の短編を載せるため、着々と訂正しております。

いきなりですが人気投票始め申した。いや、失礼。
投票場所、わかり難くてごめんなさい。新しく白いページ作るのもなんだか面倒くさいし、入れやすい場所といったらトップページだしと悩みぬき、あそこになりました。痲時のパソではぴったり文章までで、投票がまるでちら見できませんでしたが、IEではちらっと見えました。見えない方は申し訳ないですが、スクロールしてやってください。

メインキャラだけで何人居るんだかと思いつつ、選択肢たくさんにしてしまいました。一応、今回の行軍に付いている人々プラス、外野メインです。エリンケとかロートとか、リレインとか、これでも王候補の人間も入れてみました。……忘れられている可能性が大ですが(笑)

登場人物紹介のメイン全員入れようとしたのですが、エースとかルナは、場所がなくて断念。こだわりあるお方はごめんなさいな。

して、今回は誠にケチくさく、投票結果を見せないことにしました。誰がどんだけ入っているかは、後日発表でしたほうが楽しいかなぁと思い、投票期間中は、痲時が一人で結果見てにやにやします。……すみません、冗談です。性格悪くてごめんなさい(笑)

投票結果は「始まり~」のようになると思いますが、人数が多いのでちょっと考え中です。コメント、質問あれば気軽にどうぞ! 企画の中でお答えします。遅くなるとは思いますが、必ず発表はしますので、結果はそれまでお待ちくださいませー。

投票は今月いっぱい。ええ、今度こそ、9月30日までですと断言しておきます!笑

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「もう……少し!」
「甘いわよ……!」
 普段何事にも動じない俺でも、流石に動揺することぐらいはある。起き抜けに養母と同居人が戦っていれば、なおさらだ。
「……朝っぱらから何やってるわけ?」
 ラナさんは召喚獣を、アリスは必死に召喚壁を出して応戦している。アリスは召喚できたことなどないのだが、小さな大気霊にすらなれない魂を集めることぐらいは流石にできる。それが召喚壁。まぁ、召喚師学校に入学した子どもが1番に習うことなのだが、それでもアリスは精いっぱいなのでかわいそうなので突っ込まないでもらいたい。
「ダーク……、今、話し、かけ、ない……で……!」
 アリスに必死な顔してそう云われても、学校は待ってくれはしない。学校へ行く前に飯ぐらい平和に喰わせて欲しいのだが、大人げなく召喚できない相手に向かって、ラナさんは普通の力で応戦している。たぶんラナさんが本気を出せばアリスが一発でやられる、というかこの小さなアスル・ハヅキ地区は滅んでしまうのではないだろうか。
 そんなラナさんが弱めてはいても召喚して居るのだ、非常に恐ろしい朝である。
「あ……!」
 アリスが押されてよろけたので、俺は深々と溜め息を吐く。
蓮闇れんあん、下れ」
 大量の大気が集まって俺の蓮闇がアリスを囲うと、ラナさんの召喚獣がはじき返される。
「ちょっとダーク!」
「ラナさん大人げないよ、アリス相手にこんな大物」
「どさくさにまぎれて失礼なこと云わないでよ」
 ラナさんに怒られるのはまだしも……なんで助けたのに文句を云われないといけないんだろう、俺。ちょっと後悔しながらも朝飯のためだ。
「蓮闇、飲め」
「ああ、もう……! 聖天!」
 ラナさんが苛立ったように召喚獣を戻したので、俺も大人しく下がらせる。
「あんたはもう……いつでも何所でもアリスの味方してるんじゃないわよ!」
「いや、ラナさんちょっと待てって。今のは俺じゃあなくてもアリスの味方になっただろー?」
 どういう八つ当たり方をされているのだろう、非常に微妙な気持ちになる。
 ラナさんは今は引退していると云えど、王宮に務めることも可能だったとされる召喚師だ。最初は噂でしか知らなかったそれだが、今は俺もそれなりに力を付けたから、彼女の力の強さがわかる。そんな彼女と召喚すらまともにできないアリスが戦っていたら、誰だってアリスを助けるだろう。
 非常にまともな反論をしたのだが、思わぬアリスから不満そうに云われる。
「それじゃあ意味がないよ、せっかくラナさんがやってくれる気になったのに」
 あれ、思い切り俺の旗色悪くないか? ちょっと顔をしかめる。
「俺が助けなかったらどうなってたんだよ」
「あのね、あたしだってそれぐらいの見極め判断ぐらいはできるわよ。それよりもあたしとあんたが戦った方が人一倍危険よ!」
 ……まぁ確かに、そうかもしれない。
「まったくこのアリス莫迦は……」
「ラナさん、最近俺に対する評価、酷くない?」
「あらずっと変わってないでしょう、無愛想な子ども」
 あのさぁ。……まぁ愛想が良いと思われたいわけじゃあないんだけど。

 ようやくありつけた朝食でまたしても話題を引っ張りだすのはどうかと思ったが、アリスがしょげているので敢えて出してやる。
「で、朝っぱらからなんで戦争してたの?」
「……私、召喚できないからせめてでも召喚壁ぐらい完璧にできないかなぁと思って、ラナさんにお願いしたんだけど……」
 アリスがちらとラナさんを見れば、彼女は苦笑で返す。
「絶対駄目だって云ったのよ、アリスが耐えきれるわけがないわ。しかもあたしの力を」
 厭味ではなく絶対的に能力を持つ彼女は、冷静に考えて云っている。それは俺にもわかることだ。召喚師のてっぺんに居るラナさんからすれば、アリスなんてたかだか見習い召喚師だ。
 そうして断り続けるラナさんに、どうにか許しを得たのが今朝だったということだ。きっとラナさんが寝ぼけて適当に答えたのを、アリスが勝手に本気にしたのだと俺は推測する。
「あー……、次の試験も絶対に落ちるなぁ」
 一緒に召喚師になる、そう約束したものの、アリスから芽は出そうになかった。やはり彼女は召喚師になることなど不可能だったのではないかと思っていたが、それと同時にもう一つの可能性もある。だが俺には、そんなもの関係ない。アリスがアリスで居る限り、俺は約束を守らなければならない。
「諦めろ、次がある」
「まだ受けてないよ、試験」
「だからもうその試験は受けても良いけど諦めろ、確実に無理なんだから。次の試験を受けろ。そのうち根気強さに負けて、レール教官も気紛れに合格を出してくれるかもしれないし」
「……そんなわけないでしょう」
「ま、その頃にはアリス、もう墓に足突っ込んでると思うけど」
「ダーク!」
 冗談で誤魔化したのは、俺も近頃不穏に思っていたからである。本当にアリスが召喚師としてここまで何もできないのは、やはりおかしいのだ。召喚師なんてものは、誰でもなれるのだから。
「ま、アリスがなれない場合は、俺がおまえの上司になって呼んでやるから安心しろ」
「……ねぇ、ラナさん。どうしてこの人、必要以上に偉そうなの」
「仕方ないわ、かわいげの一切ない子どもだったもの」
 どんどん株が下がって行くのはどうしたら良いものか。
「アリスは俺と一緒に居るんだから、召喚できなくても問題ない」
「もー、結局無理だって云いたいんでしょ!」
 返される言葉に俺は苦笑してしまう。アリスには何度、そう云って来ただろう。一緒に召喚師になろうと約束したあの時から、俺は何度アリスにそう云ったことだろう。
 そうして何度、意味を汲んでもらえないのだろう。
「無理でも良いだろー、隣には必ず優秀な召喚師が居るって」
 流石に慣れた俺がいつものように返すと、やはりラナさんもいつも通り気の毒そうな顔をする。ラナさんにだけ伝わっていても意味がないんだけど。
 肝心の伝わって欲しい奴は、一度考え込んで俯いてしまった。いきなり顔を上げたかと思うと、
「あの、ダークが居てくれるのは嬉しいんだけど、やっぱり自分の力で召喚したいの」
 俺を真剣に見て答えるアリスは、やはり俺の好きなアリス・ルヴァガそのままなのだ。
 女二人に男一人、肩身は狭い。それでもここは、とてつもなく居易い。そう、あんな窮屈な場所よりもずっとずっとのびやかで楽しい。
 ──しばらくの間は、お忘れください。
 しばらくは忘れる。だがいつか思い出す時には、やはりアリスが居なければならないと思うのだった。


・・・

特に意味はなく、ダーク恋しくなっただけです(笑)
やっぱり過去っておもしろいですよねー。特に何もないんですが、シリアさんちの日常は存外に騒がしそうだなと思って。

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ネタバレではないのですが、ちょっと危険なので続いてみます。興味があったら見てやってください。
精霊次回更新分の軽~い予告と云うか、お知らせです。

一部まで読了している方は、どぞ。

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如月「はい、アリス・ルア。正解です」
アリス「ふぅ、精霊文字を読むのも上級となれば大変だな。次は?」
如月「はい、ではこちらは?」

召還

アリス「しょうかん、だ。流石に読めるな」
如月「流石ですね、ではこちらは?」

召喚

アリス「ああ、これもしょうかん、だ」
如月「では普段、ルアが使っているのはどちらか、場面ごとで分けてください♪」
アリス「えええ、ば、場面ごとに違うのか?!」
如月「そうですよ、ルア。追試にならないよう、がんばってくださいね!」

如月に悪気はなく、素で応援してします。彼女はリアルな天然を目指しています(え)。
精霊を書くのにちょっと読みなおしていたら、「召喚」と「召還」の誤字が多くて大変ごめんなさいな気分になりました。すみませぬ。
正しくは「召喚」です。ただ、人霊だけは「召還」かなぁ……なんていろいろ考えているうちに、ごっちゃになって誤字になっているという不始末。ごめんなさい、きっと直します(今直せよ)。
いえ直そうと思ったらあまりに途方もなかったので、何せ最初から読む必要がある……。ぐぅすかです(こら)。

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ダーク「試験、か。もうそんな季節なんだな」
アリス「あれ、ダーク。また承認試験受けないの?」
ダーク「おまえがきっと落ちることを見越して、優しい俺は残ってやるよ」
アリス「……」
ダーク「なんだ、本当のことだろう。アリスが受かる可能性はゼロで、俺が落ちる可能性はゼロ」
アリス「そんなはっきり云わなくても良いじゃない……」
ダーク「今さら気にするな。試験にはいつでも受かるけど、おまえが受かるまで俺も召喚師になれないから」
アリス「要するに、俺が召喚師になるために勉強しろって云いたいんだね」
ダーク「わかったのならさっさと勉強しろ、ほらとっとと帰るぞ」

書いてから、ダークとアリスじゃギャグにもならないことに気がついた。きっと試験に落ちる可能性の高い痲時です、こんにちは。
今日は帰ってきたら絶対やらねばと思ったのに、気付いたら寝転んでました。もう駄目ですね。仕事の後、真昼間の太陽燦々降り注ぐ部屋で条幅を広げるとか……、む、無理です。もう良いです。明日だけど明日行くまでにがんばって書きます(仕事あるから1時間しか余裕ないんですけど……)。

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メイリーシャ「久々に来たけれど、すごい人ごみね。大丈夫かしら……」
バックロウ「そうだねぇ、あんまり大丈夫じゃあないんじゃないかな」
メイリーシャ「わかってる、わかってるのよ。後でお叱りを受けるのは百も承知。でも私、アルクトゥラス当主として絶対に負けたりしないわ」
バックロウ「何と戦うかだいたいわかってる身としては、そこでアルクトゥラスを出すのはすごく間違っている気がするけどねー」
メイリーシャ「間違ってなんかないわ! だって……あれ、バックロウ?! い、いいい、いつからそこに!?」
バックロウ「いつだろうねぇ。サガバンダの令嬢が黒帯を歩き始めた辺りからじゃあないかな?」
メイリーシャ「は、初めから見ていたのね!」
バックロウ「そりゃあ我が御当主様がこのような場所で戦意を焚いていたら誰だって心配するさ。それで一応訊いてあげるけど、何をしているんだい?」
メイリーシャ「ほら、ディルが主演の<ミスタティーア>の初公演チケットが今日から売り出すのよ。私……居ても立ってもいられなくてこうしてはるばる来たのよ」
バックロウ「ああ、売れっ子役者ディルレイン様のご登場ともなれば、やはりアルクトゥラス卿もグレンズムを抜け出して聖地アトレアまで来てしまうのか」
メイリーシャ「もちろん、ディルの演技はすごいもの! あ、でも一番好きなのはバックロウの演技よ。観劇科の教授がって煩い人は云うけれど、評判だって良いもの」
バックロウ「それはありがとう、旦那としては演技を抜いて欲しいところだけどね。ところでメイ、二つほど訊いても良いかい」
メイリーシャ「何かしら」
バックロウ「ディルに頼めば、チケットなんて普通に手に入ると思うんだけどね?」
メイリーシャ「頼むのを忘れたのよ。前は送って来てくれたけれど、最近はないのよね……お父様から禁止されてるのかしら」
バックロウ「そう、それは良かった……」
メイリーシャ「え、今なんか云った?」
バックロウ「ああ、いやいや。それよりメイ、もうひとつ、僕がなんの仕事しているか忘れていないかい?」
メイリーシャ「今さら何を云いだすの? バックロウ、貴方自分の仕事すら忘れてしまったの? 貴方は観劇科の教授で……あ」
バックロウ「ほらほら、ここに黄金のチケットがあるよ。サガバンダのご令嬢も驚くほどだ、燈台下暗しというやつだね」
メイリーシャ「わぁ、ありがとう、バックロウ!」
バックロウ「いやいや、ただでもらえるからね。今度一緒に観に行こう」

おそらくディルは自分から送ると云っていたのに、バックロウが手回ししたものと思われます。それはひとえに、メイに自分がチケットを渡して感謝されたく、なおかつ一緒に観に行きたいという、下心つきです。莫迦夫婦の夫はさりげなく妻が大好きで堪らないのでした。
ていうか、ディルってまだ出て来てないあたりで作者愛が暴走しました。妙に長い冒頭になってしまいましたし。

友人にチケットを頼まれて朝からネットと電話を徘徊し、撃沈してきたらこんなストーリーが生まれました。すごいんだなぁ、まったく知らない歌手だけど。

昨日から一生懸命進めているつもりが進まない精霊でした。無駄に1話が長くなってしまい、終わった!と思ったのになぜかまだ1話しか終わっていない……。精霊は全18章各6話ずつと既に決まっているためなんだか詰め込んだ感じになってしまう。さて、どうしようか。
登場人物が多いのでどうにかわかり易くしたいのだけど、どうしたらわかり易くなるのかわからず。

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痲時
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読書、ゲーム、旅行
自己紹介:
オリジナル小説サイト空中都市にて、ファンタジーやら何やら書いています。
こちらはお遊びブログ。気の向いた際に気の向いたまま綴ります。
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