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オリジナル小説サイト『空中都市』の管理人ブログ。 近況やらたまの創作やら日々やらを綴ります。
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──来る前の二人を覗いてみよう。

千歳「おはよう、隼星。どうしたの、そんなところで」
隼星「いや、何か呼ばれたような気がして来てみたんだが、気の所為だったみたいだ」
千歳「また? 最近は御魂も静かだと思ったんだけど……」
隼星「荒魂ではないようだから、問題はないだろう。それより千歳、試験が近いから今日は外に出ないとか云っていなかったか」
千歳「え、あ、そ、そうだったかな。うーんでも、やっぱり気分転換って必要だと思うんだよ」
隼星「……おまえの家で良いだろう。戻るぞ」
千歳「え、隼星?」
隼星「見てやるからさっさと帰るぞ」
千歳「あ、待ってよ、隼星!」

昴「……おまえら、確か婚約者っていうことだったよな?」
千歳「え、うん、そうだけど?」
志波「うん、僕が入った時も、年頃の男女っぽい雰囲気は皆無だったもんねー。だから簡単に連れて来られたんだけど」
伊久尚「HAHA、所詮千歳に嫁なんて無理だったってことだろ」
千歳「……なんなの、この批難のされようは?」

だんだんまとまって来た、新しいお話。
タイトルも『神世七代』と決まりました。──率直過ぎるけど、まぁ良いか、と。

現代から未来へと飛ばされるので、結局ファンタジーっぽい要素も入っていますが、痲時には珍しく現代っぽい雰囲気を出しているつもりです。狭い村のお話ですが。
ただキャラクターは一通り固まってきても、話の筋がまだ大まかなので、公開は先になりそうですね。中途半端な設定で突っ走ると、モノクロみたいになってしまうんです。あれを下げろと云う話ですが、なかなかそれも引っ込みがつかずあのままです。

と、横道にそれましたが。
主人公、吉国千歳。その婚約者、一之瀬隼星はやせ。長らく争い続ける魂を鎮めるため、来年隼星が18になるのを待って、結婚することになっていた。
これで世界が救われる。
そう信じていた高校二年の冬、唐突に現れた転入生、八代志波しなみの介入によって事態は動き出す。

「──ここが、すべての始まりなのか」

隼星、千歳、志波の三人が、吉国神社で話したのが最後。千歳の意識はぷつりと切れる。
次に目を覚ました先に居たのは、隼星に似た「昴」と云う名の少年。
「いや、倒れてた理由までは知らないけど、ここは松濤の病院。年明け早々災難だな、あんた」
知らない地名と「年明け」と云う言葉に動揺しながら外の世界に出て、彼女はさらに混乱することになる。
「あけましておめでとうございます」
ネオンの明かりの下でアナウンサーが挨拶する下に並ぶ数字は、3000。

「僕が連れて来たんだ、すべての始まりとなる吉国千歳と、人類の敵一之瀬隼星を──」

志波によって語られる、千歳にとって未来、彼らにとっての過去の事実とは──。

と、そんな感じで。
まとまってない感がありありです。そろそろ書けるんじゃないかなーと思ってファイル作ってみましたが、案の定1話からこけました。高校生の学校の思い出が薄いからか、なかなか学生生活を書けません。
いつしか公開できるよう、ちびちびとがんばる予定です。個人的には伊久尚いくたかがお気に入りですが、彼の登場ばかりで時間を取るわけにはいきません。また他の登場人物については、ぼちぼち報告していけたらな、と思います。

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アルヴィト「もしかして俺たちってコンビだと思われてる?」
オスキ「……莫迦だなぁ、そんなわけないだろ」
アルヴィト「だ、だよね?」
オスキ「当たり前だろ」
アルヴィト「俺の相方はエルナだけだし」
オスキ「俺のコンビはブルームだけだからな」
アルヴィト「……」
オスキ「……」
アルヴィト「……きっと今ので、おまえの株、ガタオチだね」
オスキ「うっせぇ……」

最近この2人多い気がする。今回は更新情報に因んだだけなんですが。
更新情報、と云うほどでもないのですが。

*鵺上さんから戴いたオスキ&アルヴィトのイラストを公開。
ずいぶんと前にもらっていたのですが、あわあわしている間に年越ししてしまい、と云うより承諾をもらうのを忘れていたりで。
え、いえ、決して我がオスキだから人目に見せるなんてもったいない!なんて思ったわけでは決して!
……ないですから。
二人の余裕さが見える良い絵ですね。基本的に戴きものトップに載せてる切り抜きは痲時の趣味ですが、もろわかり易いですね。切り取る場所がだいたい決まってしまっていますよ(笑)
少しでも二人の雰囲気を味わって戴けたらと思います。……私の筆力でこのほんわか具合が出せているか、若干不安は残りますが。

鵺上さん本当にありがとうございました!忘れた頃に載せてすみません。……煮るなり焼くなりを信じて勝手に載せてしまいましたが、文句がありましたらお下げしますので……。


*「精霊物語」の登場人物に、クレナイ、アランダトゥラスを追加。
気が向いた時にちょこちょこいじらないと忘れてしまいそうなので。
クレナイはネタバレ区域に居ますのでお気を付けください。他にも後から少しずつ増える可能性のあるところです。前回更新分で奴らがどういう人か、少しはわかって戴けたらと思います。

アランダは……前回も語った通り痲時のお気に入りでごわす。ただ、当主の出番は残念ながらありません。いつしかリナリーティーシアとアサジーク夫婦の莫迦な日常も描きたいですが、あまりにも莫迦で引かれないか心配です(笑)

うん、話は更新できずとも、ちまちまこういった更新はやっていきたいと思います。登場人物はね、いつも取り急いでいます。

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の、出番がようやく固まる。
昨日飲み会帰りにぼんやり歩きながら考えたら、二部の細かい内容が決まりました。

『始まり』今年中には二部の終了、来年の年明けと共に三部、そして参幕へ繋いでいこう!

と、今考えました(笑)。
理想としては、年明けと共に参幕なんですけどねー……。
無謀なことは云わないに限るぜ。

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過去なブルームとウォータの関係なので、まだ四章まで行きついていない方は違和感があってもお気にせず。ネタバレではないはず。

ブルーム「あ、おはよう、ウォータ!」
ウォータ「ああ、ブルーム。また来たのか」
ブルーム「うん、もう日課になっちゃったね、朝はここに来るの」
ウォータ「そうだな、俺はいつも通り鍛錬するだけだけど、おまえ閑じゃないのか」
ブルーム「それがねー、起きたらもうラニメスとヴィズルは訓練行っちゃって、アベルはまだ来てないみたいだし、カインは何所に居るんだかわかんないし、一人で居るよりは、ここに居た方が良いもの」
ウォータ「……」
ブルーム「どうしたの、ウォータ?」
ウォータ「いや、別、に……」
アベル「あはは、ウォータ。それって結局残り者ってやつだよね?」
ウォータ「云うな」

たぶん、アベルってそういう奴。たぶん、今のラニメスはアベルに結構近いかもしれないなんて思う。以前のラニメスは、たぶんこういうことを笑いながら云わない、まだ白い部分が残っていた子なので。
……たぶんね(もう良い)
ブルームは本編でカインにやってましたが、それを誰にでもやってしまう悪気はゼロです。いえ本当。


さてさて。あ、け、ましてからようやくの更新です。お待たせしました。
本当はちょろりとあけました企画でもやろうと思っていましたが、年末の忙しさに負けました。うーん、すんごい忙しいわけではなかったハズなんですけどねぇ。

*「始まりの物語」第29話、第30話更新。
行って帰っての繰り返しなので話題がほんのり困っていたり。って自分で決めた話数なのにどうして困るんだが。案の定なお話です。以前のウォータはどうがんばってもへたれますねぇ。
だらけかけている話が少しでも動いてくれたら、と思いつつ。
次回で3話更新、5章最後のつもりです。

*「精霊物語」第55話、第56話更新。
タイトルはアリカラーナの観劇にあるタイトルのつもり。なんて。観劇しないから適当に、ですが。
我が家のディルレインはようやく登場をしてくれましたが、果たしてまぁどう転がってくれるか。この先も無駄に登場が多い気がするのは、やっぱり管理人の好みでしょうか。
そろそろ登場人物も更新したほうが良いかもしれませんね。
アランダトゥラス家が個人的に好きです。ディルを含めて、アサジークと二人しか出て来ていませんが、活躍できる場があると良いですね。ディルの弟クロウズは、損な役回りでチョイ役してくれますが、それも少し先になりそうです。

ちなみに次章タイトルはまたしても予想。ただ第12章は変更がないと思います。例の彼が約束果たしに出て来ますから(笑)

さてさて、今年もがんばって更新していきますので、よろしければお付き合いください。
目標は……とか書くと失敗すると思いますが一応。
・始まりの物語──第弐幕、一部、二部終了
・精霊物語──完結
・旅人物語──一部を完結
・羅針盤──進めば良いなぁ(苦笑)
後は形になりつつある、まったくの新しい話を立ちあげられたらな、と思います。

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……まったく、次から次へと移植しやがって。と思うものの、結局買ってしまうあたりがミソ。

アリスです。ロゼさんは相変わらずなのですねー。
PC版買ったから今度は持ち歩けるようにPSP版を買う、と云うのが最近主流になっています。PS2版は見逃して……。薄桜鬼だけは特別買いますが(苦笑)
持ち歩けるのと持ち歩けないのと。
PCだと画像取りまくりだから良いなぁと思ったのです。PS2でキャプの仕方知らないのです。パソコンに取り込んじゃえば楽だからね。

豪華版にはずっと疑問でしたが、まぁ要するに高いけどオマケがつくよってことですね。悩みましたがドラマCDが勝敗を決しました。ボスに暗殺者に内藤さん(笑)ときたらまぁこりゃ買うしかないゼ。
ああ、そういえば、騎士も居たんだっけ? え、わざとじゃないよ、ありさちん(笑)
こんなこと云ってるから、騎士嫌い疑惑が出るんだろうか。騎士嫌いじゃないよ、ありさちん(リピート)
最近奴の純粋さと云うか、最もアリスと思想が近い奴があいつだってことに気が付いた(遅)

そういや、最近、リアルでも他人同士をくっつけるのが好きになりました。男の子を見ると、この子にはこんな彼女が居て欲しい!とか、女の子を見ると、こんな彼氏が良い!とか、個人の好みそっちのけで。
これっておばちゃん根性なんじゃないかと不安になる……。どうしませう。


たいてい自分の話もそんなノリかもしれない。
ビルにはルリみたいな彼女が居たら良いと思うよ。いや本当。ルカだと一緒に破滅しそうだね(笑)

ダークはヒモになれそうな男No.1です。

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 少し旧いことを思い出した。
 俺が大学に行くと、そこにはどうやら吹っ切れたらしい顔をした猶雅の姿があった。前までの長ったらしい髪が切られ、色は黒く戻されていた。容姿から変えるとは典型的なやり方だと思ったが、それで彼がやり直しできるのならまあ良いかとも思った。
「猶雅」
 俺が呼ぶと彼は意外にもすぐに振り返った。手には数冊の本を抱えていて、忙しそうだった。俺は高卒止まりだから詳しいことは知らないが、休んだ一年は痛いのだろう。学生でもないのにしょっちゅう大学の図書館に行っては、忙しそうに走り回る四回生を見ていた。
「誓、どうしてここに?」
 怪訝な顔をして尋ねる彼には、本当に驚かされた。別人になったかのように、以前の面影がまったくないのだ。少々面喰らいながらも、冷静な振りをしてみる。
「そりゃもちろん、おまえに会いに来たんだよ」
「ああ、ごめん。僕も誓に用があったんだけど、なかなか時間取れなくて」
 そこで突然居住まいを正したかと思うと
「正式に亜創猶雅になりました」
 と俺に向かって軽く礼をした。大学のど真ん中でこんなことをされるとは思わないから、正直驚いてばかりだった。
「へえ、大丈夫だったんだ?」
「うん、事情を簡単に話したら、案外簡単にオーケーをもらえたよ」
「事情って全部話したのか?」
 あそこまで塞ぎ込んでいた奴がしれっと云うので、俺はまた驚いた。内心では何回驚かせれば気が済むのかと、悔しい気持ちがあったのも事実だった。俺も変わったつもりだったが、それ以上に変化を遂げたのはこいつだ。悔しい。
「一通りは。本当はそんなこともないけど、周囲が煩いからって云ったら結構簡単に通してくれて、猶さんの名前も入れてもらったんだ」
 図書館へと向かう猶雅に向かって、俺は半分厭味のつもりで云ってやった。
「じゃあ、さようなら。──君」
 あれからもう、二十六年が過ぎた。

・・・・・

某サイトにて、痲時の例の「総合」についてお話が出たので、久しぶりにファイルをひっくり返してみました。Mac時代だったので開かないファイルがあったり、切れている話があったり、ごちゃごちゃしていますが、あの時の私にとって、一番のめり込んだお話なので、いい加減でも思い入れがありますねー。

ってことで、そういえばいつしか……と云って放置していた最後のまとめ、「総合」より一つの小話を載せてみる。うーん、懐かしい。

「最後の裁判」は以前このサイトの懐かしき「真骨頂世界」にて、ぼそぼそ乗っけておりましたが、きちんとした話として前面には出したことがないですね。あれも痲時の総称する「総合」引いては神守誓へと繋がる物語です。

たぶん忘れられているのもあるでしょうが、
「最後の裁判」「神妖伝説」「Staff」「橘稔葵の手記」「嘉枝侑士の手記」「神守誓の手記」の六つ。……あれ、こうしてみると、聖也だけ手記がないことになってしまいますねぇ。まぁ「最後の裁判」があるから良いんだけど(笑)

いつか書けたら良いなと、突然思い出したのは、きっと触発されて来た数々のシリーズミステリが終わりを迎えているからなのでしょう。最近では、篠田さんの建築探偵が一番の引き金かもしれません。

いつしかここに神守誓が現れたら、それはそれで面倒くさそうですが、楽しいかもしれません。

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ゲットー!!!

連載から待ち続けていたちょい悪先生が……ようやくこの手にっ!

泣けるほどに嬉しい……。

ようやく書籍化したと知らなかったので、本気で悲鳴をあげました不審者です、はい。

今年は読書に燃えられそうです♪

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自分の怠惰がこれほど蔓延しているとは思わなかった……。
去年読んだ本、50冊にも行っていないとはいったい!
病気か?

今年はリハビリテーションですねぇ……100冊は最低ラインだよ!

ってことで、今年の一発目、京介最終巻を読み始める。ああ、これで建築探偵も終わりかと思うと、ちょっともったいないけど……。高校生にハマっていたものが、最近どんどん終わりを迎え、あの頃ひよこであった作家は大物になり……時代は流れていますねぇ。

などと出版社勤めの友人に語ったら、おまえ何様だよと云われる。……確かに。
これでも一応、働いてたんだから、趣味でもあったんだから、知ったかしても良いじゃん……。


さて、京介片手に池袋へれっつ☆

さりげなく写真が半沢さんだ(笑)

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と云うか、日本の文化的なものが好きです。たぶん歴史マニアになり始めた辺りからだけど。
そんなことからふつふつと、ネタが湧きあがっちゃって大変。最近ぼんやりとする時間は、たいてい新しい話の設定を作っています。

私が話を考える時は、運転中とかお風呂の時とか、ぼんやりしながらなんですが。
一つにはまるとそれ一辺倒になるので、まったく話が進まない「始まり」さんをどうしてくれませう。

宮本常一を読んでいたからでしょうか。ふつふつと。
だけど結局詳しくないので、専門知識で行き止まる中途半端さ。最後には「ファンタジーだから、作者の設定の中で正しければOK!」なんていい加減になる。

村とかね、そういう狭い地域話に最近やたら興味を惹かれるのですよ。
そんなこんなで、いつか形になってお目見えできたら良いなぁ。新作。タイトルすら決まっていませんが。

舞台は小さな村、婚約をしている高校生が主人公。さてはて、どう転がるかな。

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おめでとうございます。

今さら?笑

遅くなって&更新まったくできずにすみません……。
新年は仕事の繁忙期でもあり、旦那の叔母が唐突に襲撃して来たのでばたばた。パソコンつけてないぜ☆

「びっくりさせようと思って」
と、云うお茶目心は良いんですが、叔母様。こちらには心の準備が必要ですよ。家の中の片付けとか片付けとか片付けとかいろいろさ。

彼女が去った3日から今日まで仕事だったので、のんびりできたのかできないのかわからない新年でした。

でも八幡様には元旦に行けたので満足!
ウサギなのでテンションあがって、お金使ってしまったお莫迦さんです……orz
ま、12年に一度の散財だから良っか♪なんてさ。

おみくじがねー、有り得ないぐらいの感動を引き起こすことが書いてあったんですよー。
え、何、おみくじとか信じてなかった人間が!って感じですが。
だって「時代に流されず誠を貫き」とか書いてあったらだいぶニヤニヤしちゃうじゃないですか。
このおみくじは一生取っておきます。去年の大吉より嬉しいぜ。

良い年になるよう、努力努力。
明日は舞台見に池袋へれっつして来ます。

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痲時
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性別:
女性
趣味:
読書、ゲーム、旅行
自己紹介:
オリジナル小説サイト空中都市にて、ファンタジーやら何やら書いています。
こちらはお遊びブログ。気の向いた際に気の向いたまま綴ります。
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